「ぴりりの森」
「ぴりりの森」
ぴりりは 一人ぼっち
昼間は いつもマンションでお留守番
パパとママは お休みの時にしか遊んでくれません
ぴりりは、そんなときリビングでずっと過ごします
だって そこには大好きな 「森」があるからです
きらきら光る カーテンの森
小鳥のさえずりすら そこから聞こえてくるような気がします
「ああ そこに 行きたいなあ」
ある日のことです
ぴりりが お昼寝をしていると 遠くから声が聞こえました
「ぴりり… 」
「ぴりりや… 」
ぴりりは 目を開けました
どこから聞こえるのかなあ
「ぴりり」
森のカーテンが ゆれゆれ さやめきます
がさがさ
もりが動きます
にゅっ
森のきらめく葉っぱを さやめかして 一匹の 猫が現れました
続く



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